書字障害の夏休みの宿題

書字障害

息子は自閉症であるとともに、書字障害という学習障害でもある。

読むことはできるが、書くことが困難なタイプ。

そんな息子の夏休み...

夏休みの宿題を彼専用にすべく、

わたしはこの1週間、頭をフル回転させて取り組んでいる。

普通クラスで配られる、よくある夏休みのプリント集を

” 書くこと ” がとても苦手な息子仕様に変更するのだ。

プリント集を1ページずつチェックし、

極力書く部分を減らすために選択問題にしたり、

漢字練習のページは漢字を印刷して小さく切り、

裏に両面テープを貼り、

たくさんの漢字ピースの中から

1文字ずつ見つけて貼って単語を作る問題に変える。

密集した文字を見るのも苦手なので、

計算問題がずらっと並んだページは拡大コピーをしたり、

見やすいように別紙に書き直したりしている。

なかなか骨が折れる作業だ...

それでも、息子は自分専用の夏休みのプリント集をすることで、

” 自分もみんなと同じように勉強に取り組んでいる ”

と、思えて自信につながっているようなので

何とか頑張って作業を進めている。

” 書けない “から学習の機会が減ってしまうのではなく、

書けなくても習得できる方法で

息子のペースに合わせて

やっていきたい。

夏休みの宿題プリント集に

絵日記3枚

自主学習

貯金箱づくり

書字障害の診断を受けて初めての夏休み。

今年は一体どうなるやら...